既成概念では通用しない | ゆるりとなゆるりとな。

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2015年5月 ギランバレー症候群の疑いで入院加療
入院により分かった長男の自閉症スペクトラムと次男のADHD
ごくたまに気が向いた時に趣くままつづっています。

おはようございます。

 

寒の戻りか寒いです。昨晩は暑かったのにね。

 

さてさて、我が家のボーイズたちは診断を受けるまで、大変でした。

 

特に長男。

 

小学校3年になるまで、普通の子として育ちました。

 

普通の子というと語弊がありますが、、、特に支援を受けることなくという意味にとらえていただければ嬉しいです。

 

普通の子と同じように幼稚園生活、学校生活を過ごしてきましたが、普通のこと同じようにできるわけでもなく、個性的もしくは変わった子として見られていたようです。

 

長男は長男で数々のレジェンドネタがあります。

 

ペンギンズが大好きで、しかも好きなエピソードをエンドレスリピートし、セリフを一字一句間違えずに完全再現する(一人芝居)

 

参観で自分のいいところを発表するときに、自分のすごいところは脳です!!とドヤ顔で発表する

 

○○鬼ごっこ (○○は長男の名前)が流行する 一見いじめのように見えるかもなんですが、恐竜になりきった長男が延々と鬼になり、一般市民演じる友達がひたすら逃げまくる鬼ごっこらしいです。

 

もっともっとあるのですが、、、

 

とにかく既成概念からぶっ飛んでいます。

 

幼少期から、心血を注いで徹底したことが、癇癪を起さない、人に迷惑をかけない、先生に言われたことを守る。

 

この3点でした。

 

ぶっ飛んでいる彼の思考回路は残しつつ、既成概念を植え付ける。

並大抵のことではありませんでした。

 

それこそ、発達心理学やら、行動心理学など専門書を読み込み、アウトプットしてという日々が続きました。

 

今はゲームに没頭できるようになりましたが、長男が小学生になるまでは年に100冊は軽く読んでいました。

 

しかも児童精神やら食事療法など子どものものや、自己啓発など心の持ちようや仏教系の本など。

 

学生時代はニューウェーブやミステリーなどの文芸、政治経済、会計学、美術系の本を読み漁っていたので、親になるってほんと大変だわと思っていたことを思い出しました。

 

とにかく、普通のことを教えるというのは骨が折れました。こうするんだよ!うん!!

ではなく、なんで?となるのですから、、、、

 

しかし、あきらめませんでした。あきらめずに、何度も何度も同じことを、感情を入れずに淡々と、目を合わせて、伝えていきました。

 

 

幼少期の長男は本当に変わっていて、プレ教室に通っていた時も周りのみんなが座って名前を呼ばれるのを待っているのに、教室を走り回っていました。

 

そして、活動に入っても指示が通らない。

 

挙句の果てには脱走。

 

幼稚園に入園しても教室からの脱走は3か月続きました。

 

 

今お伝えしている長男の姿からは考えられないでしょ(笑)

 

その時に出会った本がこちら

 

 

気づきを得ることができました。

1歳半健診も3歳児健診も、保健士にやや変わっていることを伝えても、お母さん大丈夫よ。と言われて、もやもやした靄が晴れました。

 

この時には長男にアスペルガーの疑いがあると自分では自覚していたので、ショックはほとんどなかったですね。

 

毎日が大変で、どうしたら楽になるのだろう。

 

そればかり考えていました。

 

続きます