自閉症やアスペの子の育児をしてくると周りの人の視線がものすごく気になる
ただでさえ気にする私…
この視線攻撃にはいつもノックダウンだった
今から思えば小さい頃はまだ「あらあら、大変ねぇ…」くらいに思ってもらえるところもある。。
でもこれが、中学、高校生くらいになるとさらにだんだん厳しくなってくる
こればっかりは開き直るけど…パッと見わからない分、急に場違いな事を言ったりやったりすると…
「えっ👀」
っていう、色んな種類の視線がそりゃもう一気にくる
やだなぁ…変な目で私たちを見ないで欲しいな…
いつも思う
何年か前、市の福祉課が主催する
『年をとっても地域社会の中で自分を役立てたい』
という方たちの勉強会のようなものがあって、話す側としてそこに呼ばれたことがある。
シルバー世代の方々が、福祉の面で地域社会にどのように貢献できるのか…を学ばれる企画。
障がいをもつ成人した人の家族、耳の聞こえない方…など様々な分野から何人かが順番に経験を話していく。
私は、発達障がいを持つ小、中学生のお母さん…の代表的な感じで話を依頼された
生活していく中で、どんなことが大変か、どんな支援が欲しいと思ってるか、どんなことをしてもらえたら助かるか…嬉しいか…
そんなことを話す
私の順番が来て、前にたった時。。
出席されていたたくさんの方の視線が一気に私にくる
心臓がバクバクする
「あれっなんだか違う。。温かい。。」
一気に向けられた視線は、私が今まで経験したことないものだった…
「何か助けになりたい。役立ちたい。学びたい。」
そう思ってくれる人たちの視線はいくらあっても痛くなかった。
あまりに優しい視線を向けられて、温か過ぎて…話しながら涙がこみあげてきた…
泣き虫の私は泣いてしまい、途中何度も話が中断してしまった
人の「視線」…
これだけ相手に影響を与える力を持ってるんだな…と感じた
視線だけで人を傷つけることも出来れば
視線だけで人を癒すこともできる。。
自分が人に向ける視線も同じだ。。
私もこんな温かい視線を向けられるような人になりたいといつも思う。。
先ずはわが子に向けてる視線……振り返ろう……