42歳。独身。

(実は20代で一度結婚したことがあるので、バツイチではあるが、昔過ぎて結婚生活の記憶自体がない)

 

都内の会社(結構名の知れた大会社)で働き、

数少ない女性のマネージャーのポジションにかろうじてなり、

ミッションと正義感に燃え、周りが引くくらい邁進する。

タバコは一日一箱(iQOSもね)。

お酒はあまり飲めないけど、飲み会や付き合いで週二杯くらい。

去年から始めたジョギングにハマり、

ハーフマラソン初出場を2週間後に控え、

毎週10キロを1ー2回走る。

 

独身メタボサラリーマンの典型じゃないの。

 

このまま行くと部長、いや、頑張ればもちっと上いけるかなぁ。

お局って言われるんだろうなぁ(←すでに言われてるって)

あ、でも定年って意外に近い、、?

 

とりあえず、毎日楽しく過ごせばいっか。

大した人生じゃないし、親の面倒を見て、見送ったらさっさと逝っちまおう。

あれ、兄弟も結婚してないし、私が死んだら誰がお墓いれてくれるんだ??? 

孤独死確定かい。まあ心配しても仕方ないか ーーーー

 

 

 

「3ヶ月ですね」

@産婦人科 with 心臓音バクバク by 胎児かお

 

 

 

告げられたのは、そんな時。まあびっくりしたのなんの。

ホントに1ミリも子どもができるとは思っていなかったので(行為自体はあったけど、避妊していた、、ハズだった)事前に妊娠検査薬で陽性が出た時も、2回無視して、すでに2週間くらい普通に過ごしていたのです。

 

とはいえ、私は当然のごとく産む気持ちになっていました。

だって、こんな時にこんな歳のこんな私に赤ちゃんが来てくれるなんて、、

これは神様からのギフトに違いない!

と確信したから。

 

そして、私の人生は急展開を迎えたのであります。

 

親はすっかり孫を諦めていたので、喜ばれるかと思いきや、呆れ顔のまま絶句。

同級生の友人の多くは結婚していて、小学生くらいの子供がいるか、

何人かは長く続く妊活をもう辞めようかと悩み中。

誰かの出産のニュース自体、しばらく話題に出ていない。

私が結婚もせず仕事に邁進し、実家暮らしで気ままに過ごしていることを知っているので、

まさか私が、この歳でか!ってびっくりされそうだなぁ。。

 

結局、友人たちに報告したのは、妊娠6か月に入った頃。

 

なんと、、

 

そこに来たのは、妊娠8か月の友人びっくりびっくりびっくり

なんと妊活を諦めて、もう最後っていう時に、無事成功したらしい。

そこから、同級生の出産のニュースは続き、、

今までで近い範囲でも8人!!

みんな42ー43歳です。先月も一人44歳で出産しました。

時期もズレて、孤独な高齢出産子育てかと思っていたら、、

思いがけないベビーブームがなんと心強いことか笑い泣き

 

そんな時、AERAでタイムリーな特集が。

「40歳で母になる 50歳で父になる」

やはり社会全体的に多いのかなぁと共感を持って読み、

お金関係のところは怖すぎてパラ見でスルー・・・

 

しかし、親だからこそ、いろんな現実に直面していくのであります。

 

 

 

 

(本日はここまで)