《NEWS》
初めて本出します!





先日のコウノドリ最終回見て頂けましたか?



シーズン1から大好きなドラマで
キャストさんやスタッフの皆さんが本当に命を注ぎ込んで作られた宝物のようなドラマ「コウノドリ」


そのシーズン2の1〜3話でゲスト出演が決まって、


すごく嬉しい気持ちと同時に


・皆さんのその宝物を少しでも濁したくないという想いからの恐れ、

・「産後うつ」という役柄に入り込む恐れ



がありました。




でも人の病を救うキッカケになる始めの第一歩、

【その病を知ってもらうこと】に少しでも貢献できる!と誇り高い使命のようなものを勝手に感じ


私自身も「彩加」と共に闇の中から希望の光を探しました。



個人的に辛かったのは


役作り中に両親が東京に遊びに来てくれた時のこと。


大好きな両親なのですが


その期間は


前者の恐れが強かったからか

「役の事を考えてる以外の時間」が少しでもあると自分を許せなくなっていて


幸せなはずの時間を幸せだと感じれなくて、焦って焦って…


両親に全然優しくできなかったんです。



いっぱいいっぱいになってる私は
言葉にしなくても態度やイライラした雰囲気ですごく両親に気を遣わせてしまいました。



せっかく東京に来てくれたのに
両親は私に気を遣いっぱなしで全然リフレッシュもリラックスもできなかったでしょう。

 

そんな自分にまた苛立ち、

私生活では負のループかもしれませんが、役としては恵まれたループに入り、

そのまま撮影が始まりました。



両親が地元に帰った後もイライラはおさまりませんでした。


なんでこんなイライラしてるんだろ?



ある日急にグッとこみあげてきて溢れました。




お父さん、お母さん、
ごめん。


優しくできなくてごめん。



楽しい旅行のはずがずっと気を遣わせてしまって、

本当にごめん。


いつ何が起きるか分からないこの人生で、
優しくできないままもしこのまま会えなくなってしまったら…と思うと恐ろしくて恐ろしくて。



自分が傷つくより
人を傷つけてしまう時の傷は本当に痛いですね。



イライラの原因は自分だったんです。




もっと器用に役とプライベートを切り話せればいいんですが、


それが難しい私は
両親に取ってしまった態度への後悔は確実にあるのに


役として考えた時に
正直、正解が分かりません。



それならその期間会わなければいいという選択肢もあるでしょう。



でも人生いつ何が起こるか分からないという強迫観念みたいなものが


「会える時に会わなきゃという気持ちにさせます。



そんな葛藤を抱えながらも
お芝居で返せたらと思っていました。



いざドラマが放送され、
皆様から

「私もそうでした。」
「私だけじゃないんですね」
「救われました」

など大変多くの反響を頂き、


両親も「おめでとう!」と感想を言ってくれました。
(特に母は私が出演するドラマや映画で良いシーンがあったりするとなぜか「おめでとう!」と言ってくれるのです。
「公開おめでとう」とかなら分かるのですが、毎回ちょっと特殊なタイミングのおめでとうなんです。笑)


そういった声のお陰で私も彩加と共に救われました。


皆さまあたたかいお言葉本当にありがとうございます。




この記事を見て直接両親に謝ればブログに書く必要ないと思う方もいらっしゃると思いますが、



両親はいつも私のブログを読んでくれています。



何年か前に両親が喧嘩した時も
直接どう言っていいか分からなかった時に
ブログに両親のことを書いたんですね。


その記事を見て、実際仲直りしてくれたことがありました。



ブログは高橋家の大切なメッセージを伝えるツールの一つなんです。


なのでこうして書かせて頂いています。



長くなりましたが

コウノドリチームの皆さんの宝物の1ピースになれた事が本当に嬉しく、
この作品が自分にとっても宝物のような作品になりました。



改めまして
コウノドリチームの皆様、視聴者の皆様、応援して下さってる皆さま、私に関わってくれてる皆様、大好きな両親、家族、、


心から感謝しています。


ありがとうございました!



{1CBD86C3-4908-4119-B39A-C7D6AB10A858}

お父さん&お母さん
あの時はほんまにごめんな。


いつも変わらず大好きです。


Merry X'mas!!!

《NEWS》

高橋メアリージュン著書 

1月22日配本、Amazonでは1/23発売。

予約受付はコチラから


Maryjun Takahashi Official Twitter


Instagram