海外ツアー手記公開、毎日更新中。

LA編

NY編

Paris編

Paris→London編


の続きです。本日が最終回!あ!ついでにツアーメルマガ最速先行今日までですニコニコ


11/19後半

London


ついに、欧米ツアー最後の会場入り。


なんともトラディショナルな面持ちの会場は、赤い緞帳にシャンデリアまである。

Parisとは違う衝撃を受けた。


{B56BCFEC-EA1A-460F-818D-CB712B38CE6B}

{EA48AC11-EDE7-46F5-A544-A75709792B43}


Londonでのライブはシビアな物になるだろうと、確信していた。


(中略)


だから、僕はここまで来たのだ。


知られていないなら、知られる為に動くのだ。


かくして、恐らく僕の今後の人生を変えるであろう一夜が始まった。


RAGツアーおなじみのOPが流れている段階で、既に感じている。

フロアのボルテージが、さして高くない事を感じている。


そしてステージに直接足を踏み入れた瞬間に、その光景を目撃する。


フロアには人は多くないというか本当にまばらだけど、低く見積もっていたので、思っていたよりいる笑。


大きな声援をくれるのはそのうちまたいくつかで、


半数は様子見まぁ静かに見守ってくれている。


さぁ、どう仕掛けようか!!!



海外の他の公演でもそうなのだけど、序盤にスピットするタイプのラップやファストラップを詰め込んでいる。1分か2分で目まぐるしく変わるビートの上で、ジェットコースターの様に言葉をフローさせ、マシンガンの様に乱射するのだ。

「な、何いってるのかわからないけどなんかすげぇ!」

を作る事は、熱狂への第一歩として非常に効果的だった。


もちろんLondonでも効果はもたらしてくれたけれど、昨日のParisの様にすぐさま沸点、というわけにはいかない。


大丈夫、まだ前菜なのだから。


寒い気候で固まったカラダをほぐす様に

初めましてで構えているココロをほぐす様に

それは前戯に近いのかもしれないけれど、慌てないで大切に大切に、置いてかないで手を取る様に、且つ刺激的に

相反する事を言っているように聞こえるだろうけれど、でもそれがベストかつマストな手順なのだ。


安易にC&Rで声を出させて、見せかけの盛り上がりを作っても、盛り上がってるフリを皆で作っても、後には何も残らないから、


たまらなく声を出したくなるようにさせるのだ。思わず踊り出してしまう現場を必ず作り上げるのだ。


{0DEE4DF5-6DDB-47D3-8962-DB56E550BCF1}



その為にも、やはりBFQ登場からのダンスしながらのパフォーマンスは効果的だ。

視覚的に流れが出来るから、見ている側が安心して観れる心を許す空気が作れた様に感じる。


(中略)


そこからは、「いつも以上に強くやりきる」

に尽きるのだ。


もちろん、ヤケクソとは違う違うどころか、正反対だ。


今この瞬間を見ている全てのオーディエンスの心のドアを何回でもノックして、

簡単に入れてくれなくても、諦めて割り切ったり、ヒステリックにヤケクソになったりせずに、情熱を愛で包んで、手渡し続けるのだ。


(中略)


London公演は、本当に徐々に徐々に、そして気が付いた時には完全に熱狂の渦を作る事ができていた。


短期間での4公演目ともなって最早慣れて来た英語のMCではジョークを交え(ちょっとウケたんだよ本当に嬉しかったよ)、

和やかな空気を感じてからピアノの弾き語りに入り、

そこからのシンガロンに至ったその頃には、全員仲間に、家族になっていた。


弾き語りの際に一度ステップを止めたフロアは、

前述した流れを経て再びパーティーチューンへと戻った時には当社比三倍の激しさになった!


「これは楽しい!」

とフロアのオーディエンスの殆どが感じてくれた時に起こるうねりが、ステージまで届いた!!


そこからはもう、まるで昨日のParisのそれを思わせる様な、興奮の坩堝がそこにはあった。


世界で一番幸せな空間はLondonのココだ!

と胸を張って言える時間だった。



楽屋に戻って。


一番に思った事は、


「やれる!」


に尽きる。


他の日の日記でも書いた通り、

目先の課題も明らかになったし、


それをクリアしても動員を爆発的に増やすには計算して計算して、その上で計算以上の事が起こらないと難しいとは思うんだけど、


例えどんな経緯であってもそこに来てくれた人がいれば、


彼が、彼女がどんなルートを辿って俺に辿り着いてくれた人だとしても、


確実に、最高にロックできる!

世界で一番幸せな人にできる!


喉の手術から、色々見直して、やっと(この歳にしてやっとだぜ)出来てきたスタイルは、そのクオリティとポテンシャルは、


世界で通用する!


その確固たる自信と、最高の経験と手応えをつかんで、


それを反芻する様に夜は打ち上げをしたよ。


あぁ幸せだなぁと思った次の瞬間に、



気絶してしまった。



これはしょうがない!



あぁ、生きてきて良かったです。


明日からはまたRAGツアー国内!(※手記は帰りの飛行機の中で書いています)


人生は、最悪な事があった後も続くけど、

最高な事があった後も続くから、


最高を数珠つなぎ出来るように、努力するのだ!!


あぁ、僕は幸せです。


関わってくれた全ての人に愛を。


ここまでやってきた自分自身にも愛を。


ここから更にやってくれるであろう未来の自分に愛を。


BFQ含む、SUPER FLYERS皆に愛を!


これから出会うであろう全ての人に愛を!


上海、台湾、香港、

LANYParisLondon


あなたの人生に触れられた事が何よりの幸せです!


ありがとう!愛してるよ!




---

以上です、全5回長い手記になってしまいましたがたまたまこれ読んだ人も全部読んでくれた人もありがとう。


さて、奇しくもMarble the Worldのメルマガ会員先行受付が今日までです!

無料メルマガ会員登録はこちらから


Marble the World、最高の仲間SUPER FLYERSと、最高を上書きしに行きます!