少し前のことだがアメリカ制作の

 

『日本に行ったアメリカ人がびっくりすること10選』

 

的な番組を見た。

 

そのうち半分くらいは

 

まぁ、これはもう何年も前から言い古されてるよな・・・

 

的なネタで、

 

もう半分くらいは

 

いや、それは日本人でも普通にびっくりするわ

 

なネタという、

 

まぁ参考になるのかならないのか

 

正直かなり微妙な内容だったのだが、

 

私が一つだけ、

 

なるほど言い得て妙だな、と思ったネタがあった。

 

それは

 

『日本のトイレの操作はスペースシャトルと同じ位難しい』

 

というものである。

 

 

確かに・・・よく分からんボタンだらけやしな・・・・。

 

 

結構世界中のトイレを見てきた(そして使用してきた)私だが

 

これまでどこに行っても

 

日本のトイレほど多機能な物には出会った試しがない。

 

イギリスやドイツでは公衆トイレは有料であるため

 

入口にハイテクな自動改札的なものはあるのだが、

 

中に入ってしまえば冷たいプラスチックの便座があるだけで、

 

日本のような暖房機能など当然ないし、

 

大抵の場合≪流す≫ボタンは

 

誰がどう見てもこれを押すんやろ

 

的な存在感でもってしてドーンと鎮座している為

 

迷う要素は皆無。

 

逆に(ある意味)迷ったトイレと言えば

 

便器はあるのに便座がないフランスやイタリアの公衆トイレ

(空気椅子的な感じで使用しているが正解はなんなのか)

 

変な形の穴の横に謎の足場があるだけのトルコのトイレだが、

(これはもはや使う向きすら不明)

 

この辺はもう別次元のお話であろう。

 

 

 

そう言えばふと思い出したのは

 

エリック氏のマミー御一行が来日した時のこと。

 

うちの母、妹2も合流してカフェに行く機会があったのだが

 

ここでお手洗いに行ったマミーが

 

なかなか帰って来ないというハプニングが発生した。

 

ひょっとして迷ったのだろうか・・・・

 

と母と心配していたところ

 

しばらくして無事生還を果たしたのだが、

 

これほど時間がかかった理由は、なんと

 

どうやってトイレを流すのか分からなかったから

 

であった。

 

後から私もトイレに確認に行ったのだが

 

なるほど確かにコックピット並みのパネルとボタンが備え付けられおり

 

日本語が読めなければ一つずつ押していくしかない仕様であった。

 

 

世界は便利になっているのか不便になっているのか

 

なかなか考えものである。

 

 

 

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そういえばイギリスの一般家庭のお手洗いは

 

蓋の部分が木製だったりちょっとアンティークだったりで

 

可愛らしいものが多い気がします。

 

ドイツのトイレは、便座が高すぎて踏み台必須です。