先週は集中治療医学会でした

 

 

今回は自分の発表の他、敗血症啓発をしているGlobal Sepsis Alliance委員会(通称GSA委員会)の活動の一環で

 

敗血症クイズ

敗血症市民公開講座

 

を行いました

 

 

 

敗血症クイズは、敗血症の基本からちょっとマニアックなクイズを出題して、敗血症への興味をもってもらおうという趣旨で今回初めて取り入れました

 

 

協賛いただいた企業ブースで、僕らの作った25問のクイズから3問選んで答えてもらい、全問正解した人の中から秋の敗血症セミナーに招待するという特典付き

 

 

わざわざマネキンで周知してくれた企業や、スタイリッシュに周知してくれた企業もあり、多くの方の協力を得て、気持ちの上ではアメリカ横断ウルトラクイズにも負けない勢いでやりました

 

 

 

 

 

ちなみに敗血症セミナーは普通に参加すれば5000円

 

毎回最前線で敗血症に立ち向かうエキスパートの話が聞けますので、5000円は安いくらいだと個人的には思います

 

 

これが無料になるとあって、250万人(を1万で割った)くらいの参加を得られました

 

 

次回の委員会で厳選なる抽選を行い、当選者はきちんとご招待します!!

 

お楽しみに

 

 

 

次回の学会でもなんらか今回の形を踏襲し、より参加しやすく参加したくなる企画を考えたいと思います

 

賛同し協力いただいた各企業の皆様、そして参加していただいた皆様

 

ありがとうございました!

 

 

 

 

そして敗血症市民公開講座

 

集中治療医学会で市民公開講座を設けるのは初の試みだったそうです

 

 

 

学会最終日の午後

 

そしてド平日の午後

 

 

 

人が集まるのか本当に不安でしたが、立ち見が出るくらいの盛況ぶりでした

 

運営側は人が集まらないのではないかと予想されていたので広い部屋じゃなくてもいいでしょうと言ってました。運営側の枕元で三日三晩愚痴ってやりたいところです。いましたが、予想を裏切り、皆さんの関心の高さをうかがわせる結果となりました

 

 

 

中にはこのブログをみてきてくれた人もいらっしゃって、本当に感激しました

 

細々とでも続けることが何かに繋がるのだと勇気をもらいました

 

 

 

市民講座では委員会メンバーから敗血症の予防と早期発見、それから敗血症後の後遺症についてのお話をしました

 

そして敗血症を患った経験のある人から、その闘病生活とその後のお話をしていただきました

 

 

 

想像以上に壮絶で、闘病中は医療従事者に言えないような悩みをいくつも抱え、治った後も後遺症に悩んでおり、涙を流しながら話に聞き入る参加者もいらっしゃいました

 

 

些細な感染症から始まり、あっという間に重篤化して命を脅かす敗血症

 

重症化すると、1/3が死亡し、1/3が後遺症を抱えることになるとも言われます

 

 

 

できる限り早急に対応し、重篤化しないようにという努力をしなければならない

 

そして重篤化した時にもできる限り後遺症を残さずに治癒できるよう

 

また余分なストレスをかけずに済むよう

 

もっと質の高い医療を志さなければならないと

 

委員全員気持ち新たにしました!!

 

 

 

日々の臨床と、啓発活動を今後も頑張っていこうと思います