掛川茶と地名がそのままお茶の名前になるくらい、有名な掛川のお茶。

以前フジテレビ「バイキング」で、「がんの死亡率が最も低い街を徹底調査!その秘密は○○茶!」なんて企画があって、掛川の深むし茶が健康と長寿に良いと一躍話題に。

 

そんなお茶の都で100年余りお茶作りを続けていた松下園というお茶屋が、8月1日よりお茶カフェ「Tea time まるは」をオープンしたというので、どんなお店か気になって、帰省中にぶらり立ち寄り。

 

 

まずはネットで情報収集してからお邪魔しようかと思ったんだけど、新しすぎて検索してもヒットしなかったもんだから、暴れん坊の次男も一緒で大丈夫かなと思いつつも、おそるおそる訪問。

 

店内は想像していた以上に広々。

オープンしたてでまだ知られてないのか、ちょっと穴場的な。

 

 

天井も高く、大きな窓から自然を見渡すことができるからか、開放的な空間がとても落ち着く。

新しい木の香りも結構好きだな。

 

店の奥には座敷も。

 

 

靴を脱いでお茶を楽しむことができるのは、子連れにも嬉しい。

 

 

メニューはわりとシンプル。

この日の季節のデザートはアイスクリームとのことだったので、息子のリクエストもあり、Tea time まるはセットの玉露+季節のデザートを注文。

 

 

アイスはバニラと玄米茶をチョイス。

玄米茶のアイスクリームは、お茶の味がとても濃厚で、すごく上品なアイスクリーム。

苦味と甘味のバランスが絶妙で、これは美味しい。

 

そしてこの後、スイーツセットの飲み物は基本オマケなんて、浅はかな考えをしていた自分を恥じることに。

 

なんてオシャレなんだ。

 

 

茶を嗜むって言葉がしっくりくる。

 

手で握るというよりは、指先でつまむくらいの小さな湯呑に注がれた玉露。

もったいなくてゆっくり味わいながらいただきたくなる。

お茶の苦味や香り、口当たり。

どれをとっても深く、この1杯にお茶本来の美味しさが全て凝縮されている感じ。

 

そして2杯目は氷水で。

 

 

少し待って、ゆっくりと注ぐ。

 

 

お茶が、うまい。

 

普段お茶を飲んでも可もなく不可もなくというか、あまりお茶で感動することってないんだけど、ちゃんとこうゆう本当に美味しいお茶ってあるんだなとしみじみ。

 

子供たちがいてお店の雰囲気を味わいながらゆっくり・・・とまではいかなかったが、とても美味しいお茶をいただけて、ひと時の安らぎ。

開放的な空間でいただくお茶は格別だわ。

 

 

ちなみにこのお店を経営しているのは「お茶畑や 松下園」というところ。

この松下園、実は松田園の契約農家で、地元でも有名な無農薬栽培茶園

JASの有機認証を受け、有機肥料・無農薬で栽培し、有機肥料も遺伝子組み換えのものを含まないものを使用し、徹底した安心・安全なお茶作りをしている。

 

こんなに美味しいのに無農薬栽培って、もうグッとくる。

このまま穴場的なお店でいて欲しい気持ちもあるけど、「ティータイム まるは」応援したいな。

 

 

 

 

 

「Tea time まるは」

静岡県掛川市満水592

TEL:0120-118-292

OPEN:10:00~18:00(L.O.17:00)